Timidity++ Windows Driver 導入ガイド
Windows 標準のソフトウェア MIDI 音源、『Microsoft GS Wavetable SW
Synth』の音質の悪さに
うんざりした諸兄も、Timidity++ Windows Driver を導入すれば、
誰でも無料で手軽に高品位な MIDI 再生機能を手にすることが出来ます。
※この解説は WindowsXP を対象としています。
ドライバ本体の導入方法
SourceForge.jp の twsynth プロジェクトより timiditydrv070310_bin.zip
をダウンロードし、解凍する。
スタートメニュー→設定→コントロールパネル→ハードウェアの追加を起動し、次のページへ進む。
「ハードウェアを接続しています」を選び、次へ。
「新しいハードウェアデバイスの追加」を選び、次へ(一番下にあります)
「一覧から選択したハードウェアをインストールする」を選び、次へ。
「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラ」を選び、次へ。
「ディスク使用」を選び、次へ。
「参照」ボタンを押す。
先ほど解凍した tmiditidrv フォルダの中から
timiditydrv.INF を選択し、「開く」ボタンを押す。
すると先ほどの画面に戻るので、「OK」ボタンを押す。
「timiditypdrv」を選び、次へ。
このような警告が出ますが、気にせずに「続行」ボタンを押す。
これでドライバ本体のインストールは完了です。
設定ツール及びサウンドフォントの導入
先ほどの手順によりドライバ本体のインストールは完了しましたが、
これだけではサウンドは鳴りません。Timidity++ エンジンにより
MIDI を演奏するためには
サウンドフォントと呼ばれる音色ファイルが必要です。
サウンドフォントというのは元々 Creative 社の SoundBlaster
というサウンドカードに
内蔵されている MIDI 音源のための音色ファイルです。
Timidity++
ではこのサウンドフォントを読み込み、演奏に使用することが出来るのです。
まず、
SourceForge.jp の twsynth プロジェクトより
setwindrv070118a.zip をダウンロードし、解凍します。
その中の
bin フォルダに設定ツールが入っています。
このツールは後々の設定変更にも使いますので、bin
フォルダを適当なフォルダに移動しておいてください。
次に、このサウンドフォントファイルをダウンロード・解凍して、移動した bin
フォルダにコピーしてください。
そして bin フォルダの中の setwindrv.exe を起動してください。
するとこのような画面が出ますので、右上の開いたフォルダのボタンをクリックします。
先ほどサウンドフォントファイルをコピーしたフォルダを選択し、開くボタンを押します。
すると先ほどの画面に戻りますので、右上の
add ボタンを押します。
リストに Scc1t2.sf2 が表示されますので、今度は真ん中の add
ボタンを押します。
また、左下の「WinMM」ボタンもクリックしておきます(サウンドの出力方法を標準のものにします)
soundfonts & includes
にサウンドフォントファイルが追加され、演奏が可能な状態になりましたので、
save & quit
をクリックし設定を完了します。
最後に スタートメニュー→設定→コントロールパネル→サウンドとオーディオ デバイス
を起動し、
「オーディオ」タブをクリックします。
MIDI 音楽の再生 の 既定のデバイス に Timidity++ Driver を選択します。
これで MIDI
再生の準備が全て整いました。
あとはお好きな MIDI ファイルをダブルクリックすれば、Timidity++ による MIDI
演奏を楽しむことが出来ます。
※QuickTime や MidRadio など、独自で MIDI 音源を搭載しているプレイヤーには無効です。
Windows Media Player や、 WINAMP などをお使いください。
おまけで、私のお勧めのサウンドフォントファイルをミラーしておきます。
GeneralUser GS 1.4 BETA 3.sf2
FantaGM32v15.sf2
ZSF_GM_v0.8a.sf2
各サウンドフォントファイルの転載に関して、
権利者様に不利益等がありましたらメールにてご連絡ください。即刻削除致します。
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